ついに最終日。
夢のような日々も今日で終わり。
決勝進出をかけた準決勝の対戦相手は、新人戦の王者ロアッソ熊本。
この年代のロアッソは、上手さ、速さ、強さ、全てで頭ひとつ抜けているんじゃないかなと思う。
新人戦のラウンド16では1−4で負けだったが、俺の中では何ひとつやらせてもらえなかった感があった。
そこでロアッソの動画も見て、各選手の特徴はある程度頭に入れた上で、
練りに練った奇策を発動しようかと思ったけど、思いつきませんでした(笑)
っていうのは半分は冗談で、やっぱ学童だし、先につながらんと意味ないし、
チームの雰囲気めっちゃ良いし、どんな相手のプレスが速いっていっても数的優位作りに行きたかったので、
自信持っていつも通り行っちゃえよ、ミスっても引かずに闘えよって感じで送り出した。
結果は0−1負け。
延長後半残り2分ほどでの失点だった。
試合内容的には五分五分とは言えないけど、うちらしさっていうのは最後まで貫けたんじゃないかと思う。
正直なところ、もう少し後方から組み立ててくるかなって予想していたので、どうやって前進を阻もうかっていう部分に焦点を当てて、ゲーム前にミーティングしたが、
予想よりもロングボールが多い展開だった。
弾く→セカンドボールの回収っていう作業の連続の中で、持てるところは持ち、相手の強度に怖がらず、前向きでプレーし続ける姿勢は素晴らしかった。
細かい判断ミス、流動性、再現性の不足とか、本当にまだまだ課題は盛りだくさんなんだけど、
この半年で取り組んできたビルドアップ、ポゼッション、攻撃の中で相手の強度を下げるためのサッカー、こういったものはちょこっと表現できたのかもしれない。
あんま言わんけど、お前らまじやるやん!って感じ(笑)
勝ってないので「勝者のメンタリティー」とは言えないけど、それに近いものを見せてもらった。
大会終了後には、ウイングスの上村さんや、ソレッソの三角さんなどたくさんの方に評価していただいた。
最後までスタイル貫いたことに。
負けて涙は出んけど、その評価聞いてちょっと涙腺緩んじゃいましたよ・・・
「あの10番はケンイチだね」
なんて言葉も頂いちゃったりして・・・(笑)
謙一?憲一? そうまだけどな〜って思ったら、県で一番のケンイチらしい。
それはないでしょってちゃんと言っておいたからね(笑)
みんな、うちのキャプテンはケンイチらしいよ。
確かにシュート練習も決めまくるもんな〜( ̄∇ ̄)
冗談はさておき、観る人にも何か伝わる試合ができたことに誇りを持とう。
本当にグッドルーザーだった。
最後に個人的な話だけど、チームの監督って色んな役割が求められる。
戦術家、モチベーターなんかがその代表。
でも今大会、ぶっちゃけ戦術は他のスタッフに頼りまくりだし、モチベーションは選手が勝手に上げてくれている。
この大会での選手のやってやろう感はものすごかった。
だから監督としてはほとんど何もしてないです(笑)
(TRMをちゃんと負けるくらいかな・・・)
それもこれも、全ては応援してくださるサポーターの皆さんのおかげだと心から思っています。
客観的に見ても、めっちゃ良いチームだなって思う。
これからもファミリー全員が一丸となって上を目指しましょう🔥
学童五輪最終日
- 2022年6月19日
- 2022年6月20日
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